低炭水化物でダイエット

炭水化物、というとダイエットの大敵のように思われがちですが、決してそうばかりとも言い切れません。炭水化物にも、太るものと太らないものがあるのです。

この太らない炭水化物を使ったダイエットが「低炭水化物ダイエット」です。炭水化物で太る場合、その最も大きな原因は、一度の摂取量が多かった場合です。

炭水化物が多量に体内に入ると血糖値が急激に上昇する為、それを抑えようとしてインスリンが大量に分泌され、ブドウ糖が肝臓で中性脂肪へと変質し、体内の脂肪細胞に貯蔵され肥満となってしまいます。

これに対して、ダイエットに効果がある炭水化物の取り方は、適量の炭水化物を摂取した場合です。適量ならば、胃腸での消化過程において、ブドウ糖が生成され、このブドウ糖が血中に入ることによって血糖値が上がります。

上がった血糖値は、すい臓から分泌されたインスリンが抑制してくれるのです。一部のブドウ糖はグリコーゲンに変わり、肝臓や筋肉に貯蔵されます。

そしてエネルギー源となるのです。量以外にもダイエットに効果的な炭水化物の取り方はあります。それはインスリンの分泌が少ない炭水化物を摂取することです。

「GI値（グリセミック・インデックス値）」と呼ばれる、血糖値の上昇スピ－ドの数値が低い炭水化物を取ることです。ダイエットをする場合はブドウ糖を１００として考えて、６０以下が目安になります。

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